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この面白い現象を発見したそもそものきっかけは、モンスターゲームの対戦で「パワーユニットバグでHP32767となってしまったキャラを直接攻撃1撃で倒してやろう」、ということでした。通常攻撃ダメージの公式調査により、最大ダメージは理論上33184まで行くことはわかっていました。現実には理論値は無理でも、それに近い状態を作り出せばダメージ32767以上を出すことは可能です。ならばそれを実践して見ようと思ったわけです。
ところが実際にやってみると驚くべき現象に遭遇しました。なんと、一撃で倒すどころか逆に回復してしまったのです!。どうやらダメージ量が32767を超過するとオーバーフローにより回復に転換する、というのがその後の調査で判明しました。この珍しい現象は通常攻撃ダメージ計算機の中で、マイナスのダメージとして表示しています。今回アーク2通常版でも同様な現象が起こるのかの確認を兼ねてこの珍しい現象を紹介します。
32767以上のダメージを出すためにはただやみくもに攻撃するだけでは当然無理で、綿密な事前準備が必要になります。いろいろ考えた末、攻撃者と防御者を以下の通りとしました。
攻撃者はグレートナイトにしました。大ダメージを出すための条件は、
防御者はアルディア廃墟の町の廃屋にいる、LV6スケルトンにしました。大ダメージを出すための条件は、
防御者にアンデッドモンスターを選んだのは、アンデッド瀕死状態で32767オーバーのダメージを与えられると一体どうなるかを確認したかったという遊び心です(^^)。本来アンデッド瀕死状態では防御力1.25倍の補正がかかってしまうため、最終ダメージは減ってしまうのですが、元々の防御力が7.0しかないため、ダメージ限界突破は可能です。
アンデッド瀕死状態のスケルトンに背後から攻撃を仕掛けます。アンデッド瀕死状態の敵にチャージレベル7の攻撃を仕掛けるなんて・・・この無駄がたまりません(^^)。ちなみに横にいるヂークベックはスケルトンのレベルを上げないようにアンデッド瀕死状態にする役と、光の弱りの薬を投げつけて光弱点状態にする役です(^^)。
ダメージの色が白色なので失敗(?)です。ちなみにダメージは9999と表示されていますが、実際のダメージ量は29809、30439、31078、31708、32329のいずれかです。
当然、スケルトンは崩れ去ります。これだけのダメージなら骨は粉々でしょう(^^)。
ダメージ限界突破を目指してスケルトンへの情け容赦ない攻撃は続きます(^^)。
ついに出ました、ダメージ限界突破(^^)。ダメージの色が青ですので回復しています。その回復量は32568です。アンデッド瀕死状態のスケルトンがムクリと起き上がりました(^^)。モンスターゲームと同様、通常版でもダメージ限界突破が確認できました。
余談ですが、僕はこの現象を発見した時、ものすごくびっくりするとともに感動しました。というのもいろいろ工夫してもこのダメージ限界突破を拝めるのは、クリティカルの中で最大ダメージのとき「だけ」なのです。そこになんとなくスタッフの隠された意図を感じるのは考えすぎでしょうか?
モンスターゲームバージョン